春になると、新入学でローファーをお買い求めの方が増えます。いままではヒモや面ファスナーの靴を履いていた方には、ローファーのフィッティングは悩みどころなのではないでしょうか。
ローファーはどうやって決めればいいの?
ゆとりフィッティングはだめ?
日本人の靴選びは「ゆとり」について重視する傾向にあります。ぴったりよりはゆったりを選ぶ方が多いと常々感じています。特に中学生や高校生の靴を選ぶ方は、成長期ということもあり「足も成長するので、大きめでいいですよね?」という言葉を頻繁に聞きます。
ローファーのサイズ選びについては、「ゆとり」が裏目に出がちです。
なぜかというと、ローファーは調整ができないからです。
ヒモ靴であれば、きついと思ったら緩めて、脱げると思ったら締めればある程度の歩きやすさは確保できます。それと比べてローファーは調節する部分がありません。大きめを、と思って買うとつま先の方に足が滑ってしまい、かかとが浮いてしまう。余計なパーツの付いたつっかけを履いているような無理な歩き方になってしまうのです。甲の部分の面積が狭いため安定感がなくなり、脱げないように無理な歩き方になってしまう。そうなってしまうと足への負担が大きく、外反母趾など足の病気の原因になります。
とにかく歩いて決める
それではどうやって選ぶのが良いか、です。
サイズの判断基準は「歩いてみて決める」です。とにかく店内で歩いてみて、脱げないかを確認してください。ポイントとなるのは、自然に歩く速度で試すことです。試し履きのときに、ゆっくり慎重に試し履きをしてしまう気持ちはとてもよくわかりますが、慎重に歩いてしまうと普段の歩き方とは違い判断が難しいです。その点で言うと、やや早足で歩いたほうが自然な歩き方が出るので効果的です。
履いていれば靴は伸びる?
「多少きつくても、足に馴染んで伸びますよね?」というのも頻繁にご質問頂きます。これについては、素材と場所によります。
合成皮革の靴ですと、ほとんど伸びません。天然皮革の場合は革の種類によって伸び具合が変わります。どの動物の何歳くらいのどこの皮をどう鞣したかで変化します。
革が伸びるといっても、幅は伸びますが長さは一般的には伸びません。「普段23.5cmの靴を履いているけど、履いているうちに伸びるから24.0cmを買おう」というのは基本的には間違いです。
ワイズ、幅広について
日本人は幅広だから、幅広設計を選ぶ方が多いのですが、最近はそうでもないようです。食や文化の欧米化が進むに連れて、体格や体型が変化してきています。外に出ると、長身でスラッとした若い人が多い気がします。それにともなって、足幅も細くなってきていると言われています。
足幅と比べて靴の幅が狭ければ痛くなりますし、広ければ足が靴の中で動いてしまい安定しません。一概に幅が広い靴を履けばいいというわけではないのです。
一度足幅については、計測されることをおすすめします。シューフィッターの方がいるお店や、足型計測のイベントを実施している店舗で計測してもらえます。
まとめ
私自身も高校生の時に履いていたローファーはサイズが合っていないものでした。いま履いてみても、長さが合わず脱げます。その時に「靴は多少苦労のあるもの」として認識してしまい、10代後半の私の靴文化はあまり良いものとはいえませんでした。
靴に関するネガティブな感情の払拭と、健康な足を維持するためにはローファーの正しいフィッティングの影響はとても大きいのではないでしょうか。
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