合成皮革は安く、本革と比べて雨・水に強い傾向にあります。仕事履きなら、気軽に履ける合成皮革を選ぶという方も多いのではないでしょうか。「天然皮革(本革)は手入れが必要で大変そう。合成皮革なら楽でいいや」と思っている方も多いと思います。
確かに、天然皮革は手入れをしないと革が劣化し、天然皮革の利点(独特のツヤ感・柔軟性・長く履ける)がなくなってしまいます。その点でいうと合成皮革は、手入れをしても、しなくてもじわじわと劣化していきます。
しかし、お手入れをしなくても良いのでしょうか。
本革の靴のお手入れの内容
お手入れが面倒。と言われる本革の靴のお手入れは、どんなことをしているのでしょうか。
1.シューツリーを入れる
2.汚れをざっくりと落とすためのブラッシング
3.付着した汚れをクリーナーで落とす
4.汚れを拭き取る
5.靴クリームを塗る
6.靴を磨く
7.防水スプレーを噴く
一般的なお手入れは以上のような7工程で構成されているかと思います。もちろんこれ以上の方も、以下の方もいらっしゃいます。カラーを入れたり光沢を出したりと手を加えようと思えば手順はさらに増えていくことでしょう。
さて、この7工程で合成皮革だと効果がない部分はどれでしょうか。
実は7工程はすべて合成皮革にも効果があります。
合成皮革にも効果がある理由
1.シューツリーを入れる
どんな靴でもピンとハリがある状態を保つのは大切です。変形やへたりは、だらしない印象に写ることもあるでしょう。靴を脱いだあと、汗など水分を吸って、乾き始めるときが変形しやすいタイミングでもあります。シューキーパーを入れることで形を保ち、カビや臭いの原因となる湿気を上手く逃がす効果があります。
2.汚れをざっくりと落とすためのブラッシング
3.付着した汚れをクリーナーで落とす
4.汚れを拭き取る
汚れはどんな靴でも付着します。本革でも合成皮革でも変わらないので、程度に応じて汚れ落としをしましょう。
5.靴クリームを塗る
6.靴を磨く
こちらは効果がなさそうに感じますが、ツヤを出す場合は効果があります。保湿という観点から言うと、効果があるのかどうかは明言できませんが。「合成皮革 靴 クリーム」などで検索すると検証している方もいらっしゃるので、気になる方は検索してみてください。
合成皮革の靴も買った当初はツヤっとしていて本革風の印象がありますが、汚れやシワでくたびれがちです。そんなときにツヤを足すなら、本革と同じような作業でツヤを改善させることができますよ。
7.防水スプレーを噴く
合成皮革は水に強いというイメージがありますが、「本革と比べると強い」というだけで合成皮革が水に強いということではないです。水で劣化もしますし、雨に濡れれば内部まで染みます。
防水性能を求める場合は、防水スプレーを使用することをおすすめします。
また、防水スプレーにはコーティングをして汚れを防止する効果もあります。
本当に合成皮革は手入れ不要?
きっちり感をなくした合成皮革の靴は、オシャレ感のない見た目へと変化してしまいます。これらの全工程を毎日こなすべきとは思いません。汚れに気がついたとき、ちょっとくたびれて来たかもと思ったときにブラシを使ってあげたり、ちょっと磨いてみたり出かける前の5分を靴に使ってあげることが必要です。
合成皮革であっても、手入れをすることで見栄えも履き心地もぐっと変わるはず。
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