靴コラム

靴にオススメ!防水スプレーの特徴と使用方法

今回は防水スプレーについてお話したいと思います。雨や雪の時期を中心に大きく展開している靴屋さんも多い「防水スプレー」。

もしかしたらお会計の度に
「防水スプレーもご一緒にいかがですか?」と声をかけられ、内心うっとおしいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。でも実は、売上のためだけにお声がけをしているわけではないのです。防水スプレーはとーっても重要なアイテムなのです!それが少しでも皆様に伝われば幸いです。

そもそも防水ってなに?

水
よく靴屋さんで目にする「撥水(はっすい)」「防水(ぼうすい)」の靴。どちらも靴にとっては重要な水対策なんですが、この2つには大きな違いがあります。

撥水

素材の表面で水を弾く加工のことです。レインコートなどの衣類でも、表面でコロコロと水が玉になって弾いていることがあります。水の侵入を入り口で防ごう!という考え方ですね。

防水

使用している素材そのものに水を通しにくい加工を施すことを「防水」といいます。生地にゴムや合成樹脂を塗り込んでいたり、裏地に水を通しにくいテープを使い、水の侵入を防ぎます。

さて、ここで気になるのが防水スプレーの「防水」の意味ですが、防水スプレーは素材自体の加工をするものではありませんので、実際は「撥水」と同様の効果をもたらすものと言えるでしょう。

防水スプレーには2種類ある!?

一言に防水スプレーといっても、結構色んな所で様々な種類が売られていますよね。靴屋さんだけじゃなく、ホームセンターでよく見かける方も多いと思います。パッケージだけを見るとどれも同じ「防水スプレー」ですが、何か違いがあるのでしょうか。
実は防水スプレーは2つのタイプに分類され、それぞれ性質が違うので注意が必要です。

シリコン系

素材の表面に膜を作り、水を弾くバリアを作ってしまうタイプです。通気性が無くなるので蒸れやすくなります。また、革靴などの革製品には不向きです。

フッ素系

細かい粒子で繊維の1本1本をコーティングするので、通気性を保つことが出来ます。水だけでなく、汚れや油を防ぐ効果も得られるので使い勝手が良いでしょう。革靴などにも使用可能です。

シリコン系の方が安価に売られている印象ですが、その性質から使える素材や用途が限られています。特に革製品に使ってしまうと、表面が白くなってしまいますので注意してください。靴にも使うなら「フッ素系」の一択と言えますね。大切なアイテムを傷めないためにも、使用上の注意は必ず確認してから使用して下さい!

雪の日も防水スプレーを!

雪
雪の日も防水スプレーは重要アイテムです。雨よりも、雪のほうが厄介だったりするんですよね……。なぜなら靴にくっついたまま落ちてくれないから!です。雪が付いたままだと、そこから冷たさが伝わってせっかくの防寒が台無しに…。そして、解けた水がその部分にとどまるので防水ブーツでもじんわり染みてきたり…

こうなるとせっかくの高いウィンターブーツも台無しです!防水スプレーをしておけば雪の貼り付きを抑えてブーツの機能も最大限に活かすことが出来ます!雪がついても軽くはたくだけで落ちてくれますよ。また、傘やコートにスプレーするのもおすすめです。特に傘は雪の中差していると雪が積もって重たくなりますよね…。それもスプレーしておけば簡単に雪を落とせるので楽ちんです。

意外と短い持続期間


実際にお店でお客様とお話していると10人中9人の方が驚かれることがあります。それは、だいたい1~2週間ほどで効果が薄れるということです。※メーカーによって違いはありますが、だいたいそれ位と考えてください。
さらに、履かなくても効果は薄れていくさらにさらに…履けば履いただけ早く薄れるということです。

1回スプレーすればワンシーズンはもつでしょ!と思われている方が多い印象ですが、実はそうじゃないんです…。※中には撥水効果が長いことを謳い文句にした商品もあるようですが、その分素材への負担は大きくなっていくでしょう。

効果を最大限に引き出すには?

じゃあ結局いつスプレーしたら良いんだ!という話になりますが、効果を最大限に活かす為のポイントがあります。

1.買ってすぐにスプレーする

スプレーをする時にいちばん大切なことは、汚れた状態の靴にスプレーしないということです。買ったばかりの新品であれば、まだ何も汚れは付いていませんので、一番スプレーしやすく効果も最大限に活かせます。

2.汚れをしっかり落とす

汚れた状態の靴にスプレーしてはいけない理由があります。それは、その汚れも一緒にコーティングしてしまうからです。汚れが繊維の奥に入り込んで、逆に落ちにくくなってしまう場合があるので注意して下さい。もし汚れた靴に防水スプレーをかける時は、必ず汚れを落としてからにしましょう!

3.まんべんなくスプレーする

防水スプレーは、一度に沢山かけたからといって効果が高まるものではありません。ベタベタにスプレーすると、その分素材への負担も大きくなってしまいます。全体的に、ふわっとで十分です。

4.しっかり乾燥させる

防水スプレーは、乾燥して初めてその効果を発揮します。フッ素系の防水スプレーなら「速乾タイプ」といった表記がされている物もありますが、最低でも30分ほどは乾燥してあげたほうが良いでしょう。

5.防水の靴にもスプレーを

既に防水や撥水の加工がされた靴でも、新品のうちにスプレーしておくことをオススメします。フッ素系のスプレーには汚れを防ぐ効果もありますので、靴をより長くきれいに保てますよ。

6.週1回を目安にスプレーする

撥水効果が薄れてしまうと、汚れが付着して落とすのにも一苦労です。撥水効果が残っているうちなら汚れ落としもブラッシングだけである程度出来るので、効果が切れる前に軽く汚れを落としてスプレーするのがおすすめです。

スプレーしてはいけない素材

エナメル
万能と思われるフッ素系の防水スプレーにも、適さない素材があります。それが「エナメル」です。エナメルとは、革の表面を加工して出来た素材ですが、防水スプレーをかけると、表面が変質して光沢が無くなったり、コーティングが剥がれたり、シミになったり、ベタベタになったりしてしまいます。
こうなってしまうと、もう元には戻せませんので注意してくださいね。

その他にも革の加工方法によって適さない場合があります。商品の説明をしっかり確認して、目立たない部分で少しだけ試してみましょう。
不安な時は店員さんに聞いてみるもの手ですね。

※ この記事は当店staffWが執筆しました。

ABOUT ME
Parade
1992年生まれ ネットショップ運営業務をしつつ、ブログを兼任。写真を撮るのが好きです。 業務の合間に着々と更新中。
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